-水晶機巧(クリストロン)-その2
今回は水晶機巧の展開例を挙げていきたいと思います。
↓デッキ構築はこちらから確認して下さい。
http://you-gioh-nacsh.hatenablog.com/entry/crystolon
前の記事でも書きましたが、相手ターンにシンクロ召喚して妨害することが私の考えたデッキの目的と言っても過言ではないです。
それを返されたら…。
手札がないよ…。
知りません。
相手の展開を1度でも思い通りにさせなければ満足しましょう。
今の水晶機巧に環境で闘う力はありません。
大会に一度も出たことがない私ですら言い切れるほどにまだまだ力不足です。
さて、ハードルを下げたところで先行展開例を見ていきましょう。
以下の略語を使います。
プラシレータ→プラシ
レベル3水晶機巧モンスター→L3
ハンマーシャーク→ハンマー
ローズニクス→ローズ
異次元海溝→海溝
ウォーターハザード→ハザード
通常召喚→ns
特殊召喚→ss
効果→ef
先行で相手ターンにトリシューラルート
その1
手札:ハザード、海溝、プラシ、L3、+1
ハザードef→L3ss→L3efハザード割ってクオンss→クオン+L3でクオンダム→プラシns→海溝ef墓地のL3除外→プラシef海溝割ってシトリィ(クオン)→海溝ef除外したL3ss
手札:+1のみ
場:クオンダム、L3、プラシ、シトリィ(クオン)
クオンダム+L3+プラシでトリシューラ
その後シトリィefで5or4シンクロ
(+1がモンスターならクオンで4or5シンクロもできる)
利点:分岐ルートがたくさんある
(クオンダム+L3で7シンクロ、クオンダム+プラシで6シンクロなど)
その2
手札:ハザード(海溝)、ローズ、オイスター、+2
ハザードefでローズss→ローズefでハザード割ってクオンss→オイスターns→クオン+オイスターでクオンダム→オイスターefトークン生成
手札:+2
場:クオンダム、ローズ、トークン
クオンダム+ローズ+トークンでトリシューラ
利点:5シンクロルートに変えることもできる
+2の手札によってさらなる展開や妨害ができる。
その3
手札:ハザード(海溝)、ローズ、ハンマー、オイスター、+1
ハザードefでローズss→ハンマーns→ハンマーefでオイスターss→ローズefでオイスター割ってクオンss→オイスターefでトークン生成→クオン+トークンでフォーミュラ
手札:+1
場:フォーミュラ、レベル3ハンマー、ローズ、ハザード
フォーミュラ+ハンマー+ローズでトリシューラ
利点:ハザードが場に残る…。以上。
その4
手札:ハザード(海溝)、オイスター、L3、+2
ハザードefでL3ss→L3efでハザード割ってシトリィss→オイスターns→シトリィ+オイスターでアクセロン→オイスターefでトークン生成
手札:+2
場:アクセロン、L3、トークン
アクセロン+L3+トークンでトリシューラ
利点:6シンクロルートに変えることもできる
+2の手札によってさらなる展開や妨害ができる。
トリシューラルートについては以上です。
おそらく全てのルートを網羅しているわけではないので、より手札消費の少ないルートが存在するかもしれません。
クオンとシトリィの相手ターンシンクロについても考えていないので、そちらの方が簡単なルートがみつかる可能性があります。
そちらについては今後検討していきます。
また、リビデを使えばもう少し楽にできるルートもあるかもしれません。(その場合リビデが必要なので、結局必要枚数は変わらないかもしれませんが)
どのルートも少なくとも手札を3枚消費します。
そして、これらどのルートに欠かせないものはウォーターハザード(異次元海溝)と水晶機巧モンスターです。
相手ターンにトリシューラをシンクロ召喚するには場に3体以上のモンスターを置いておく必要があります。
従って、ssできるウォーターハザード(異次元海溝)が必要であり、それを水晶機巧モンスターで割ることで場に3体のモンスターが並びます。
また、オイスターマイスターの存在も大きなものです。
オイスターをシンクロ召喚or水晶機巧モンスターで割ればレベル1トークンが生成されます。
このトークンを利用してさらなるシンクロ召喚に繋げることができます。
これらのルートでは、場が弱いということが1番のネックです。
その1ルートについては+αのシンクロ召喚が可能ですが、手札消費が激しいため次の自分ターンにおいての展開が厳しくなります。(これはどのルートにも言えることですが…。)
トリシューラを相手の後攻1ターン目に出すメリットとしては、相手の展開中に最大で3枚の除外ができる点です。
課題としては、シンクロ召喚後に27打点が残るだけという点、トリシューラのみの妨害になってしまう点、相手にトリシューラを匂わせてしまう点(これについては牽制にはなるので悪くはないかも)、準備するモンスターの数が多い点などです。
手札消費を少なくし、次の自分のターンにさらなる展開や相手ターンでの妨害の準備ができるようなデッキになっていくことを期待したいです。
次に、7シンクロルートを考えていきます。
先行で相手ターンに7シンクロルート
手札:ハンマー(ハザード、海溝)、L3、レベル3モンスター、+2
ハンマーns→ハンマーefでL3ss→L3efでハンマー割ってクオンss
相手ターンクオンefでレベル3とシンクロ→クオンダム→クオンダム+L3で7シンクロ
こちらは1つだけの展開例とします。
クオンが絡むので相手ターンに2回動かなければなりません。
7シンクロには強力なモンスターが多いので狙っていく価値は十分にあると思います。
ただ、手札消費がトリシューラルートと同じである点が少しネックであるといえます。
まとめ
今回はトリシューラ、7シンクロへのルートを考えました。
文字数が多くなってしまうので6シンクロ、5シンクロのルートは割愛させてもらいます。
どのルートをみても明らかに初手に非チューナー水晶機巧が必須であることがわかります。
そのために非チューナー水晶機巧をフル投入しています。
水晶機巧デッキらしく、水晶機巧モンスターが引けなければあまり動けない状態です。
また、この記事を書いていて改めてウォーターハザード、異次元海溝の重要性を感じました。
今後先行特化としてこれらを3積みした構築について考える価値があります。
とはいえ、手札事故は怖いので十分に考慮して程よい枚数を発見したいです。
手札消費の点で、クリスタルPを入れるのも良いかもしれません。
ジャンクションとテラフォを共有できることや、水晶機巧モンスターのステータスを+300することも打点の低い水晶機巧にとってはありがたいことです。
ただ、やはり入れたが故の手札事故がどうしても気になるところではありますね。
記事全体を通して、文字ばかりになってしまいとても見づらかったかもしれません。
今後何かしらの工夫ができれば良いな、と思っています!
ご意見・感想・アドバイス・質問など、気軽にしてください!
ここまで読んで頂きありがとうございました!
なっしゅ。
-水晶機巧(クリストロン)-その1
登場から約1ヶ月。
様々な方が考察されている水晶機巧ですが、その構築は未だ確立されていないように思えます。
私もこのテーマを使うにあたり、頭を悩ませる1人です。
そもそも何をするテーマ?
相手ターンにシンクロ召喚を繰り出すこと。
これが水晶機巧の最大の魅力ではないでしょうか。(水晶機巧じゃなくてもできるなんて言わない。)
水晶機巧の登場によって相手ターンにシンクロ召喚を行うことのできる"Sチューナーが増えたこと"も大きいですね。(☆4Sチューナーは既にいましたが。)
また、水晶機巧モンスターの効果で相手バトルフェイズにもシンクロ召喚ができる点もこのテーマの強みと言って良いでしょう。
今回は、水晶機巧の相手ターンにシンクロするという強みを生かした(むしろそこが終着点になりつつある)デッキを考察していきたいと思います。
デッキレシピ
現在での私の水晶機巧デッキです。
拘りは純構築にすることです。
また、水属性であることを生かしたいと思いました。
採用枚数、理由については後述します。
まずは、強みとなる相手ターンにシンクロ召喚することについて考えていきます。
相手ターンにシンクロ召喚したいカード
私が独断と偏見で注目したSモンスターをいくつか挙げていきます。
☆9シンクロ
≪水晶機巧フェニキシオン≫
ハーピィの羽根箒(除外)
水晶機巧のエースです。
墓地も除外します。
エンドサイクのようなことができる点、墓地発動の魔法罠を利用させない点、やられた時に自分墓地から自身以外のモンスターを死者蘇生できる点など優秀な効果を持っています。
ただ、シンクロ召喚にSチューナーとSモンスターを要求する欲張りさんなので出しにくく、打点が心許ないことがネックです。
3枚除外。
対象を取らない除去は強いです。
上手くいけば後攻で相手の手札、場、墓地から1枚ずつ除外できます。
相手の展開を妨害しましょう。
こちらはシンクロ召喚にチューナー+2体以上のチューナーを要求するので、相手ターンにシンクロ召喚を狙っていくには少々骨が折れます。
☆7シンクロ
≪ブラックローズドラゴン≫
全て壊すんだ。
相手が必死に展開した場を一掃しましょう。
決まれば相手の場に何もない状態で自分のターンが来ます。
ぶっぱ気持ち良いです。
≪月華竜ブラックローズ≫
強制脱出装置。
ここぞとばかりにバウンスしましょう。
タイミングが読めばかなりの妨害に。
また、相手が高レベルモンスターを出してくるデッキであれば、その後のターンでも活躍が期待されます。
≪PSYフレームロードZ≫
除外は道連れ。
起動効果持ちのエクシーズモンスターの素材を剥ぎ取りましょう。
地味に攻撃力が高くアタッカーにもなります。
こいつが場にいるだけでかなりの牽制になります。
守備表示で出されると詰みます。
☆6シンクロ
≪甲化鎧骨格≫
安心安全、保身。
そのターンはおそらく負けません。
自分ターンまで生き残るのことが多いで、次の展開に繋げることができます。
展開を妨害するというよりは展開後の攻撃をさせないカードなので、相手は場を固めることもできます。
ピンチの時に使えますが、ピンチがチャンスになるわけではないので注意です。
シトリィで出すことができます。
≪レッドワイバーン≫
対象を取らない破壊。
フリチェなので使いやすいです。
このカードよりも攻撃力が高くなければいけない点、フィールドにいる限り1度という点がネックです。
シトリィで出すことができません。
☆5シンクロ
≪水晶機巧アメトリクス≫
特殊召喚されたモンスターを全て守備表示にします。
自身の打点も高いので、相手の攻撃によるアドを与えにくくします。
やられた場合に墓地のSモンスターでない水晶機巧を蘇生します。
≪超重剣聖ムサーC≫
墓地の機械族を回収します。
相手の妨害ではないですが、自分の手札アドを確保できます。
相手に触れられない点がやや使いにくさを感じさせます。
主に、シンクロ召喚時に効果を発揮するものや誘発即時の万能効果持ちカードが使いやすいです。
逆に言えば、それらの効果持ち以外のモンスターを相手ターンに出しても旨味はあまりないですよね。
他にもこれが使えるよ、というカードがありましたら教えて頂きたいです。(PSYフレームロードΩは高くて手が出せないのは内緒)
メインデッキ採用枚数と理由
- クオン:このデッキの要潤。デッキから枯らすことのないように3積み。
- プラシレータ:唯一のレベル2非チューナー。シンクロ召喚の際にレベル調整役としても優秀。非チューナー水晶機巧の枚数を多く投入することで初手で何もできない状態を回避する。墓地効果も展開時に上手く働くため3積み。
- シトリィ:相手ターンに墓地シンクロ。手札を消費しないため使い勝手が良いが素材が除外されてしまうのが少しネックに感じられる。初手に来られても困るので2枚採用。3枚にするか検討中。
- シストバーン:水晶機巧をサーチするよ。強い。3積み。
- スモーガー:非チューナー水晶機巧の数を増やすためだけに3積み。それ以上でもそれ以下でもない。次のレギュラーパックで化ける可能性有り。要検討。
- オイスターマイスター:レベル3なので水晶機巧チューナーと水晶機巧Sモンスターにつなげやすい。その時に湧くトークンもレベル調整やフォーミュラの素材になるため便利。手札で腐らせないための2枚採用。
- ローズニクス:水晶機巧の下級アタッカー。墓地効果のトークンも使う。次のハンマーシャークとは仲が悪いが3積み。検討中。
- ハンマーシャーク:自身とローズニクス以外のデッキの全てのモンスターを特殊召喚可能。この効果で非チューナー水晶機巧を出して破壊対象にもできる。レベル3を出せば墓地肥やしのできるダンテをエクシーズ召喚できる。3積み。要検討。
- 異次元海溝:非チューナー水晶機巧がいれば水属性の死者蘇生。初手に来た場合でも手札からも選択できる。後半では墓地の水晶機巧Sモンスターを蘇生することも。破壊対象となり使いやすいが複数は引きたくないので2枚。
- ハーピィ:バック除去。強い。
- 大欲な壺:墓地効果を使った非チューナー水晶機巧やシトリィをデッキに戻して1ドロー。インパクトの対象がいなくならないようにする必要あり。複数枚は弱いので1枚。
- ジャンクション:アクセルシンクロして相手の妨害をする。このデッキのコンセプトと合っている。複数引いても非チューナー水晶機巧の破壊対象となる。現在2枚採用だが、3枚投入が望ましいかもしれない。
- テラフォ:ジャンクション欲しいけどテラフォを腐らせたくないため1枚。ジャンクションが増えれば1枚増やしたい。
- ウォーターハザード:場にモンスターがいなければ水属性を特殊召喚できる。非チューナー水晶機巧を出した後に破壊対象にできる。このカードと異次元海溝のために非チューナー水晶機巧をフル投入してるといっても過言ではない。手札で被ってしまうことを懼れて2枚採用。
- おろかな埋葬:シストバーンを落とすことでシストバーン以外の水晶機巧を何でもサーチできる。
- 簡易融合:サウサクを出す。相手モンスターを除去したりクオンとフォーミュラになる。レベル1なのでその他シンクロ召喚のレベル調整で使える。複数枚採用するとただでさえないエクストラが圧迫されるので1枚。
- 強欲なウツボ:スーパー手札交換。水属性が2体必要であることが痛い。2枚採用しているが、要検討枠。
- インパクト:除外されている水晶機巧を場に出す。スモーガーから持って来られる。シトリィを再利用して相手ターンにそのままシンクロ召喚することも。墓地効果も強力。検討が必要だが現在2枚採用。
- 宣告:強い。
- リビデ:相手ターンに蘇生してシンクロ召喚につなぐことができる。非チューナー水晶機巧の破壊対象にもできる。初動では使えないので2枚。
とりあえず、初回はこんな感じで終わりたいと思います。
意見や質問、アドバイスなど頂けると嬉しいです。
ブログを始めたばかりでわからないことが多いですが今後よろしくお願いします。
またお付き合いいだだけると幸いです。
なっしゅ。